☆☆☆家族帳☆☆☆

小学生の息子2人と酒飲み母の平凡でたまに非凡な記録

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51頁:日曜日の黄昏時には、『NISSAN あ、安部礼司 〜 BEYOND THE AVERAGE 〜』

毎週日曜日の17時から1時間 TOKYO FMをキーステーションに放送されている

 

NISSAN あ、安部礼司 〜 BEYOND THE AVERAGE 〜

 

をご存知でしょうか。

https://www.tfm.co.jp/abe/

きわめて平均的なサラリーマン 安部礼司 を中心に繰り広げられるラジオドラマです。

「大日本ジェネラル」の会社の中での日常を毎週懐かしい音楽を流しながら進んでいくストーリー。

実はこのラジオドラマ今年度で18年目を迎えています。

初めて聞いたのは2006年のシーズン1。

車で何気なくかけたラジオから流れてきたのが出会いでした。

当時社会人3年目の私にはとってもタイムリーな内容で、ちょっとクスっと笑える掛け合いがとても気に入って時間があるときはよく聞いています。

シーズン1とシーズン2はシナリオ集が発売されていたので買いました!

 

そんなラジオドラマに登場する人物を少しご紹介します。

 

主人公:安部礼司 あべれいじ

1971年10月10日生 ごくごく平均的なサラリーマン

お調子者だけど優柔不断のお人好し。

そんな性格が周りを動かし、実は人気者

 

安部優(旧姓:倉橋) あべゆう

1981年8月31日生まれ

仕事のできる姉御肌。頼りになってハキハキ物を言うが、優しい一面も多く安部礼司のよき妻。

 

飯野平太 いいのへいた

1980年2月14日生まれ

生粋の後輩キャラ。口癖は「~っす」。

安部礼司を先輩として慕い、心配し常にフォローしあうもはや同志。

 

大場嘉門 おおばかもん

1959年7月7日生

安部、飯野の上司で部長。口癖は「大バカモン」

密かに官能小説を執筆しているちょい不良(ワル)オヤジ。

でもとっても頼りになる上司の鏡のような人。

私は理想の上司を聞かれると、大場嘉門をあげます。

 

これが今までずっと登場している主要人物。

私は優ちゃんと同級生でそれも引き込まれる所以でもあります。

独身だった登場人物たちが社内恋愛をしたり色んな出会いをしたり、少し甘酸っぱい話もあったり、悲しい別れもあったり、当時20代前半の独身だった私と重なってそれはそれは真剣に応援したり、泣いたり笑ったりしたことを覚えています。

今はみんな親になり、中堅になり、後輩や部下ができ立場が変わってきたところも重なります。

初めて聞いたときに飯野っす君が先輩の安部礼司に対して

「先輩、いっぺん死んでくださいっすーーーー!!!」

って怒っていたのも衝撃で忘れられない出来事(笑)

本気で大日本ジェネラルに転職したいくらいです。

 

 

忘れられないといえば、実はもう一人主要人物がいました。

その名も・・・刈谷勇 かりやいさむ

安部礼司のもと同級生で、東大卒のヒルズ族

高学歴高収入、大手会社に勤めているのに、なぜかいつも安部礼司をライバル視して何かと絡んでくる。

「あぁ~はっはっはっはぁ、きゃりやいさむどえす。」というテンプルにカチンとくる笑い声で登場し、一人称は「ボキ」。

安部礼司を「あべきゅん」、大場嘉門を「ぶっちょさん」と呼ぶ。

ちなみに飯野平太のことを「飯野っす君」と呼ぶのも刈谷のみ。

声が福山雅治に似てるから一時声優は福山雅治なんじゃないか説もでたくらい(笑)

刈谷とのお別れは突然でした。

制作側の大人の事情なのかもしれませんが、本当に寂しい。

番組の最後はいつも、日曜日の黄昏時に自宅でくつろぐ安部礼司の携帯がなり、その日の放送でメインを務めたキャラクターからの電話で雑談をして終了。

というのが番組の終わり方。

刈谷がいたころは、その電話の相手はほとんど刈谷だった。

安部礼司と刈谷のアドリブ満載の掛け合いが本当に楽しかった。

今でも、安部礼司の着信がなると「刈谷じゃないか」と期待している私がいます。

 

オフィシャルじゃないかもしれないけど、YouTubeで配信している番組もあります。

刈谷の最終回「第629回 2018年4月29日放送分」は何回聞いても泣けます。

 

安部礼司のラジオの紹介をしているはずが、気付いたら刈谷勇を熱く語っていた・・・。

なんといっても私は「カリヤー」(刈谷のファン)なのでごめんなさい。

 

実はこのラジオドラマ、色んな有名な方が声優で登場されます。

レギュラーでは小手伸也志賀廣太郎など。

志賀さんはお亡くなりになった際に追悼放送がありました。

そして、なんと安部礼司の後輩に安室礼司という社員がいて、声優はガンダムアムロレイ役の古谷徹

 

企画ものでは数々の有名人がゲストで登場します。

槇原敬之が主題歌を作ったり、つい最近では米米CLUBのカールスモーキー石井

ゲスト出演していました。

 

巷ではサザエさんも見ると日曜日が終わってしまうことを憂う「サザエさん症候群」なるものがあるけど、私は「安部礼司症候群」を発症しております。

 

リスナー参加型のイベントもあるので、ぜひ

「ごくごく普通であくまで平均的な51歳の安部礼司がトレンドの荒波にもまれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディ」を

「日曜の黄昏時、若さと渋さの間で揺れる昭和生まれの方に贈る『鼻歌みたいな応援歌』をツボな選曲とともにお楽しみください!」