以前、本棚を設置して子供たちに読んでほしいマンガをそっと置いておきたい野望をお話しました。
子供に読ませたいマンガを少しずつ紹介します。
しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~
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ネットで炎上したり、SNSで誹謗中傷したり。
現代社会における問題をネット案件に強い弁護士が解決していく。という内容。
ですが、主人公はとても変わった弁護士。
相談内容には親身ではなく「他人事ですから」。
依頼に発展すると、とても強く力になる弁護士。
でも、特に感情移入するわけでもなく、100%依頼者の味方になり優しい言葉をかけるわけでもない。誰の味方でもなくただ真実を追いかける。
ネットでの評価は真っ二つ。
そんなことは全く気にしない。
相談内容はしょせん他人事ですから。
話は、数話ごとのオムニバス形式。たとえば
- 人気主婦ブロガーに対して普通の主婦が続けた誹謗中傷
- 人気アイドルに対して事実無根の偽動画の拡散事件
- ゲーム実況配信を面白半分で荒らした中学生
こんな最近ニュースでよく聞く内容のマンガです。
私がなぜこの作品を子供に読ませたいのか。
上に挙げた内容は、私には「他人事」ではないからです。
特に、3つ目のネット配信を荒らす中学生なんて自分の息子だったらと置き換えて読んでいました。
ただ、子供達にどれだけ言葉で諭しても、しっかり説明してもそれこそ「他人事」なんです。
ネット社会の今、自分のふとした投稿が被害者にも加害者にもなりうる。
本当に些細なことで、とんでもない賠償を負わなければいけない可能性があること。
周りに同調しただけで、人を死に追いやることがあるということ。
それを、マンガで読むことで、画にしてみることで理解が深まり、登場人物を自分と重ねて読めば「自分事」になりやすいんじゃないかと思ってこの作品を読ませたい、読んでほしいと思います。
電子コミックでは無料試し読みもできます。
マンガは基本的には電子コミックで読み、面白かったらまとめて紙で買う。
という一作品に2重払いしているもったいない私です。