☆☆☆家族帳☆☆☆

小学生の息子2人と酒飲み母の平凡でたまに非凡な記録

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79頁:子供に読ませたいマンガ 「この音とまれ!」

 

電子コミックで絵がキレイだったので試し読みしてからはまったマンガを紹介します。

この音とまれ!


 

 

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中学時代、札付きの不良少年だった久遠 愛(くどお ちか)。

親元を離れ箏職人だった祖父・源のもとに預けられ二人で暮らすことに。

いつも愛のことを叱って、信じて、見守ってくれる源との生活が次第に愛を更生させていく。

しかしそんな愛の姿を面白く思わない不良仲間たち。

自分のせいで不良仲間たちから源の職場が襲撃に遭い、源を亡くし、世間的には犯人へ仕立てられた愛。

中学生でそんな十字架を背負いながら時瀬高校へ進学し、そこで弱小筝曲部に入部する。

時瀬高校筝曲部は、新年度になって部員が2年の倉田武蔵のみとなり、倉田はとても大人しい性格の為、部室が不良生徒のたまり場となっていた。

それでも倉田は筝曲部の存続の為に新入部員の勧誘に奮闘する。

愛が入部し、愛の友達3名、箏の家元・鳳月会出身で家元の娘、など新しい部員も集まり、筝曲部が全国大会出場に向けて切磋琢磨していく青春マンガ。

話中には箏の演奏が画だけで表現されていて、音はないのにすごく力強く感じる描写。

 

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愛の境遇、それを見守り手を差し伸べる親友の存在。

何度も何度も筝曲部員それぞれが窮地に立たされ、それを乗り越えるために部員みんなが立ち向かう信頼や友情や絆の深さ。

何回も泣きました。

アニメ化もされているし、話中の演奏曲目を筝曲奏者がYouTubeで再現演奏しているので耳でも感じることができるマンガです。

子供達には何度でもやり直せること、何かに打ち込むことや仲間を信じることや助け合うことの大切さを感じてほしいです。

ぜひまだ実現していない我が家の母レコメンド本棚に並ぶのは確定です。