☆☆☆家族帳☆☆☆

小学生の息子2人と酒飲み母の平凡でたまに非凡な記録

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86頁:巣立っていく後輩たちを見送る、親鳥のように ~OJTトレーナーより愛を込めて~

定期異動で後輩2名が他部署へ異動となりました。

5年目と3年目の若手。

実は二人ともOJTトレーナーをやらせていただきました。

 

新卒で入ってきた二人に共通していたことは、

「指示待ち」タイプであったこと。

ある程度時が経っても、自ら生み出そうという姿勢はなかなか引き出せませんでした。

すでに社会人歴15年超の私とは感覚も考え方も姿勢も違う。

年齢や経験が違いすぎて、彼女たちが躓くところや悩みどころが共感できないこともありました。

3年目や5年目の子がトレーナーだったらもっと気持ちに寄り添えていたのではないかと申し訳なくなることもたくさんありました。

 

どうしたら彼女達の為になるか、1つステップアップできるか試行錯誤だったことが懐かしいです。

そんな時にお世話になった本がこちら


「自分ごと」だと人は育つ: 博報堂で実践している新入社員OJT 1年間でトレーナーが考えること
Amazon

 

誰かに何かを教えるとき、人を育成するとき、私は私の理解で相手に伝えてしまう。

相手が「自分のことなんだ」と感じるように運んでいくノウハウを学ぶことが出来た一冊です。

 

明確にこうしろああしろと書かれているわけではなく、こうするにはああするにはとトレーナー側の指南書のような本。

結局教える側も教わる側も唯一無二の人間であるので、その人の正確やタイプなどを考えて育成計画を立てるときに役立つと思います。

 

OJTトレーナーになって育成とはなにか悩んだときにおすすめです。

 

経年経過というのはやはり人を育てる力が強く、彼女たちも色々と経験を積み頼れる人材となりました。

その結果が今回の部署異動です。

大きく羽ばたいて頑張ってきてね。

 

そんな私も異動です。