18歳で取得した運転免許証の更新に行ってきました。
4年前に覆面パトカーに止められるスピード違反をしたため今回は1時間の一般講習。
私のイメージは、免許が出来上がるまでの間動画を観る講習。
だったのですが、一般講習が始まって様子が違うことに気付きました。
今日、講話くださった免許試験場職員はもともと現場の方でした。
(皆さんそうなのかしら)
あおり運転の罰則の際には、ご自身はそれを取り締まる立場にあったそうであおる人の心理、タイプ、あおり運転の被害に遭ったときの対応の仕方を教えてくださった。
何より印象に残っているのは、テキストで地震に遭ったときの対応の話になった時。
講師は阪神淡路大震災の際に現場に派遣されたそうであの壮絶な現場を目の当たりにして言葉が出なかったと。
被災者の多くが圧死。
そして、あの現場で道路上で道を塞ぎ通行を困難にしていたのは、乗り捨てられたたくさんの車。
そのため、救急車や消防車やショベルカー等が助けを求めている救える生命の現場に辿り着けない。
講師は現場で手渡されたのはスコップ。
成すすべなく目の前で消えていく生命…。
そんな話を言葉をつまらせながら話す講師。
運転免許の更新の時に聞ける話とは思っていなかったのでとっても印象深かったです。
流れた動画も実際のドライブレコーダーの事故映像で後ろの席の方が思わず
「わぁ!」
っと声を出したり、トラックの右折巻込みに遭い生命を落とした当時小学校1年生の子の母の話に思わず涙が出たり。
なんかいつもと違う講習を受けられました。
次の講習は優良講習を受けられるように安全運転気をつけます。